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2011年10月10日 (月)

天皇杯2回戦(川崎フロンターレvsアルテ高崎)

川崎フロンターレ 2-1(延長) アルテ高崎

想像以上のアルテ高崎の大健闘。
JFL下位に沈もうが、J1相手に高いモチベーションで望む一発勝負ではそんなこと関係ない。
そんな天皇杯の醍醐味を感じた試合だった。

前半0-0は十分想定できた。
高崎は守備を固めしっかり網をはる。
そこに川崎のパス回しはひっかかる。
深い位置まで攻め込むが、クロスボールは跳ね返される。
あげくの果てには1対1の球際でも勝ってしまう場面があり驚いてしまった。
川崎の選手にしてみればJFL相手で気持ちが入りにくいのはわかるが、ちょっと情けなかった。

それでも後半ようやく川崎が先制。
素早いリスタートで高崎のスキを突いた得点だった。
ここは川崎が格上らしさを見せた。

これで試合は落ち着き、高崎の選手の集中の糸が切れ大量失点もあるかと思いきや・・。
8分後すぐさま同点に追いついた。
キーパーがはじいたボールを押し込んだ泥くさいゴールだったが、あまりにも大きい1点だった。
高崎のカウンターは試合を通じてそれほど精度は高くなかったけど、数少ないチャンスをものにできた。
これが高崎に勇気を与え、川崎にとっては再び難しい試合となってしまった。

それでも川崎が90分で試合を決着つけるべく決勝点を取るんじゃないかという気がしていた。
しかし80分を越えた頃でも高崎の選手の足は止まらなかった。
むしろ川崎の選手が動けなくなり、高崎はあわや得点のシーンも作った。
高いモチベーションからか90分間自然に体が動いているかのように見えた。

川崎のシュート数は相当なものだったが、なかなか枠に飛ばない。
ペナルティーエリア内のシュートもことごとくシュートブロックしてみせた。
高崎が想像以上の粘りを見せた結果が延長戦。

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延長前半は高崎の動きがさすがに落ちた。
何度かピンチをしのいだものの、14分ついに失点。
川崎の中では試合を通じて中盤をよく動き回りボールを運んでいた田坂。
彼にプレッシャーをかけられず中盤をドリブルで独走され、ミドルシュートを放つと綺麗な軌道を描いてゴールに吸い込まれたのがよく見えた。

高崎に反撃する力は残っておらず、あとは川崎が落ち着いた試合運びで締めくくった。

川崎はリーグ戦で長く勝てない時期が続いていたが、その不振を象徴するような試合になってしまった。
細かいパス回しは一手間も二手間も多いように見え、しっかり守備の網をはった高崎の格好の餌食になっているように見えた。
最後は勝てばそれでいい。そんなスタジアムの雰囲気だった。

高崎にとっては自信の付く試合になったんじゃないだろうか。
こういう力があることを見せられるとチームの魅力も高まり、いい選手も入ってきたりするんじゃないだろうか。
それにJFLの残留もまだ決まっていないし。
個人的に残留してほしいとかそんな肩入れは特にないけど、降格したらしたで寂しい気分になる。
ガイナーレも簡単には勝てなかったけど、J参入を決めた相手でもあったし。

久々にアルテ高崎の存在感を感じることができた試合だった。

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