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2010年11月23日 (火)

JFL後期第16節(松本山雅vsガイナーレ鳥取)

松本山雅 1-0 ガイナーレ鳥取

前半12分に松本は退場者を出し、早くも10人で戦うことになった。

両チームともディフェンスラインにプレッシャーをかけていたが、松本の方がその餌食になってしまった格好だ。

ここからガイナーレが圧倒的に押し込む展開になることを期待したが、そうはいかなかった。

守備意識の高くなった相手を崩すことができず、決定的なチャンスを作ることなく後半へ。

後半開始から松本が攻撃的に仕掛けてくる。

流れの中ではまずまず守れていたが、セットプレーの守備がとにかく危なかった。
むしろ松本の選手がボールに向かって飛び込んでくる勢いに負けていた。
かろうじて小針がゴールを死守してくれたので、先制を許すことはなかった。

後半の半分以降は、やはりガイナーレがボールを持っている時間が長かった。
それでも集中力の高い松本の守備を崩すことができない。
奥山が相手を交わして放ったシュートも、ブロックに入ったディフェンスの足に阻まれる。
この日数少ない好連携で作った決定機も実信のシュートはキーパーに阻まれた。
それ以外は、チャンスらしいチャンスも作れなかった。

引き分け濃厚に見えた試合だったが、最後に試合が動いた。
フリーキックから松本のFW小林にヘディングで叩きこまれた。
一番危険だったフリーキックで相手の勢いを止められなかった。

これが山雅劇場かぁという劇的な試合。

応援するチームがJ参入をかけたシチュエーションでこんな試合をしたら泣けるだろうな。
結果的にJへの望みが絶たれたとしても、10人という逆境で力を出し切って勝利したのだから。

ガイナーレは滋賀での試合よりマシだけど、攻撃の形が作れない。
後半は疲れを隠せないのかもう一歩、二歩が出遅れ、パスがずれてボールに届かない。
勝っていた時でも少ないチャンスながらも先に決めて、逃げ切るような試合もあった。
シーズンの中でどんなチームでも不調に陥ることはあるだろう。
それが今来ているのかと思うとしょうがないけど、優勝が決まった直後からそうなるのだから複雑な気分になる。

アウェイでは相手に花を持たせるような試合ばかりでやるせない。
優勝という肩書きを持っているだけに余計相手を引き立たせてしまっている。

来年J2で順位が思うように上がらない時、目標が持ちにくい時でも、こんな力を出し切れない試合になってしまうんだろうかと思ってしまう。
そんな中でも水本と、強力フィジカルを持つ相手FW柿本との体をぶつけ合った競り合いは観ていて楽しかった。

1011211

この日のアルウィンは約8000人。
勝利の瞬間の光景は壮観だった。
JFLは色んな環境で試合ができるのだなと改めて実感。

それでもこんな盛り上がっている準加盟チームよりも先にJリーグへ上がれるのはちょっと嬉しい。
今まではJリーグに上がるチームをうらやましく見送る立場だったからかな。

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