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2010年8月31日 (火)

東京都代表は高校世代が掴みとる

天皇杯を盛り上げるにはいい結果だったに違いない。

東京ヴェルディの存続意義を訴えるにもいい材料となったことは間違いない。

ただ横河武蔵野の選手のあまりにもうなだれた姿は、JFLを楽しむ者としてはあまり見たくない光景であった。

横河武蔵野 1-2 東京ヴェルディユース

決定的なシュートは少なかったが横河がボールを支配。
サイド攻撃が鋭かった。

守っても鋭い読みでパスカットを連発。
攻撃ではヴェルディユースの持ち味をほとんど出させない。
ユースチャンピオンとは言え、高校生と社会人では力の差が出るのかなとこの時は思っていた。

しかし時間の経過とともに横河の足が止まってきたのか、ヴェルディユースが前を向いて攻撃を仕掛けられるようになり、押し込まれる展開も増えてくる。

横河の先制点は前半終了間際。
FW富岡大吾が前がかりになった相手の裏に抜け出し、カウンターで相手を寄せつけることなく決めた。

横河にとっては安心の先制点だったはずだ。

が、後半が始まるとすぐさま追いつかれる。
MF小林祐希のキレたスルーパスがMF南部建造に通り、キーパーまでかわしてゴールに流し込んだ。

前半以上にヴェルディユースがボールを回せるようになった。やはりパスサッカーはヴェルディの伝統なのだろう。
最終ラインと中盤の間で前を向いてボールが受けられるようになると、そこにたくさんの選手が絡む。
スピードやテクニック、スタミナでは相手に負けないという自信も前半以上に見えてきた。

横河も体力的に苦しい中攻撃を跳ね返し続けた。
カウンター攻撃が増えた分、シュートチャンスも増えた。
富岡に変わって入ったFW岡が効いた。スピード勝負では群を抜いている。

結局後半は1-1のまま終わり、延長突入。

両者気合いの入った円陣を作って試合に臨んだが、ペースはヴェルディユースのままだ。

そしてついにヴェルディユースが勝ち越し点を奪った。
逆サイドでフリーになったMF山浦がうまいトラップでボールを収めると、前に居並ぶディフェンスをものともせずにゴール隅にしっかりと決めた。
衝撃的なゴールだ。

横河は意地の猛攻を仕掛けた。
後半も含めて2点目が入るチャンスはあったのだけど、もう少しのところで決まらない。
ヴェルディユースの最後まで途切れないガムシャラなプレッシャーはかわされることも多かったけど、その勢いで失点だけは許さなかったんじゃないかとすら思えてくる。

延長の後半10分は彼らにとって長かったに違いないが、スコアは2-1のまま変わらなかった。

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社会人アマチュアチームを応援するということは、若い世代に屈する経験をする可能性が多いに違いない。
プロになれなかった、プロを選ばなかった選手達とプロの卵たちとの戦い。
後者が勝つのも理解できるけど、横河にはJFLを戦う大人として意地を見せてほしかった。

横河も今までなかなか越えられなかった大学の壁を準決勝で破ったものの、高校世代の壁の方が高かったとは。。

ヴェルディユースを見て天皇杯にもユース枠や高校世代の枠があってもいいんじゃないかと思ってしまった。
折角なので、FC東京と戦うところまで勝ちあがってほしいものだ。

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